レポート
REPORT

社団法人日本女子プロゴルフ協会 (LPGA) 夏の研修会

2011年8月22日 - 26日 ココパリゾートクラブ in 三重県津市白山町

毎年行われているティーチングプロ&ティーチングアシスタントに向けた研修会で2日間にわたり講演しました。LPGAと関わらせてもらって10年近くになるでしょうか、教育が一番重要と考える協会の姿勢にいつも嬉しくなります。ですから、参加者の熱心さにも驚きます。講演中「さすがプロ!」と何度も思いました。

24日
12:00 - 13:00「ゴルファーの食事と水分補給」 講義:高梨淳子(株式会社明治)
13:10 - 16:20「すべての基本 姿勢と呼吸」講義と実技 中尾和子

今日はすごい試みの連続です。まずイスをGボールにしました。
そして、昼食はスーパーヴァームゼリーで乗り切ります。

ティーチングプロフェッショナル会員発表、スーツ姿でボールに座る、嬉しい光景でした!

後で見守る理事の面々ももちろんGボールです!これはLPGA副会長の中村悦子理事(右から二人目)の提案です。

午後からのスケジュールに向けてVAAMも準備OK!コルディアFeはおやつ?

食事は身体機能に直結します。だから、パフォーマンス能力を高めるためにも栄養の勉強は大事なこと。高梨淳子氏の分かりやすい栄養学に、皆さんも興味津津。

そして、私の出番

研修目的を明確に提示

思いのドリル

姿勢の確認

座骨と背骨のつながり

立つ感覚を磨く

腹横筋を鍛える

25日
12:00〜15:45 ティーチングプロ対象セミナー:姿勢の見方と直し方
 
朝のラウンドが終わってから、昨日の続きのセミナー開始です。

小雨も止んで、部屋から見るゴルフコースの緑がとてもきれいでした。

姿勢に一番重要な背骨のアライメントや動きを身体感覚で学びます。
入力した情報や知識を身体で動いて出力する、そこから得られた感覚に気づきや学びがあり、また次の動きが生まれます、この入力と出力を繰り返すことで、脳にやっとソフトができあがると養老孟司さんは言われていますが、それは無意識にちかくなることで、新しい身体感覚を身につけることだと思います。
これはなんども繰り返し練習しないとうまくできません。
それはスポーツ競技やダンスや武道という特別なものにだけではなく、無意識に動いている日常生活動作にこそ必要なことだと強く思っています。
姿勢と呼吸を学べば学ぶほど、練習すればするほど、身体が楽になり、すべてが変わるからです。

背骨を感じる

力を抜き、反射を鍛え、中心軸を感じる練習

足元にあったVAAM2000/2000がいきなりウエイトになった!

背骨をしなやかに鍛える

どんな競技であれプロフェッショナルな人たちの探究心は貪欲です。
すべて吸収したいという集中した意気込みほど嬉しいものはありません。
ティーチングプロのみの少人数セミナーなので、じっくり、ひとりひとりと向き合うことができました。

参加者は自分の身体に意識を向け、より心地よい感覚になるように動きます。その時受ける身体感覚を鋭くとらえて、また、次の行動に移ります。「立ち姿勢」にかなりの時間をかけました。最高のパフォーマンスを生みだす姿勢、そこからしなやかに動く椎骨を目指して、力を入れるのではなく、いかに力を抜くかのトレーニングに集中しました。
めちゃくちゃに楽しい仕合せを感じるセミナーでした。ありがとうございました!

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