レポート
REPORT

第4回 BMC 6時間ワークショップ in 京都
発達運動学(Developmental Movement)‐動きの原点へ/講師:吉田美和子

2011年12月11日 11:00 - 17:00 ウェルネスクラブオーク21/※中尾クラブ会員限定セミナー
(report by Shoko Nishiura)

中尾クラブ主催で行なわれた「BMC (Body-Mind Centering) 6時間ワークショップ」を受講してきましたので、レポートします。
 
生まれてから、およそ1年の間に赤ちゃんがする「動き」の過程に、人間がその後におこなう動きの原点がある、ということを、実際に自分の身体を教材にして学んでいくワークショップ。あまりにもすべてが自分にとって新しい体験で、とてもとても濃密な6時間でした。

へその緒でつながっていたときのことを追体験。0〜3ヶ月はへそを中心にして、正中線を確立する時期だそうです。

身体運動のレクチャーを受けた後、グループワーク。身体や運動の指導にたずさわっていらっしゃる方たちなので、ひとつひとつの動作が本当に真剣そのものです。

カエルの動き、手足バタバタ、横向きで遊べるようになって、寝返りへ。

ボールを使ったり、ふたり一組で「反射」を体感。

腹這いでの移動。視線の先へと動きます。

スケルトンを使った「動き」の説明。美和子先生の繊細な手先の動き。

四つ這いは意外とハード!床の上は膝が痛くて、誰からともなくマットを並べて。

安定した姿勢から動きは生まれない。不安定なリスクがあってはじめて、動きが生まれる。

最後は立位移動でぐるぐる歩き回りながら、ぶつからないように避けたり、急に方向を変えたり。

6時間で新生児から1才までの動きの過程を学んでみて、わずか1年で赤ちゃんはものすごく多様な動きを得ていくことや、人間の身体の神秘に感動するばかりです。そして、美和子先生の発する言葉や動きにも、とても感動しました。まだまだわからないことだらけで、漠然とした理解しかできていませんが、また次の機会に、もっとBMCについて学んでいきたいと思っています。
ありがとうございました!

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